クイズ夜会トークライブ 夜のアングラ勉強会Vol.7「2018年上半期ゴシップ総ざらい」@阿佐ヶ谷Loft A(2018.06.20)

2018年6月20日。これまで地下クイズ王を数多く輩出してきたクイズサークル「クイズ夜会」の公開勉強会に行ってきた。音楽のイベントではないのだが、久し振りにライブハウスに行ったので、ライブ感想カテゴリで記事を書く。

クイズサークル「クイズ夜会」について

メディアや芸能に関わる者を中心に2015年に結成され、著名芸能人がクイズの腕を磨くサークルとしてテレビなどで紹介されたほか、毎月、ディープな専門家を招いてトークイベントを開催するなど活発な活動を行なっています

地下クイズ本『鈴木貴博の非公式地下クイズ問題集』を刊行します! – クラウドファンディングのMotionGallery より

このサークルは、どういうわけか地下クイズに滅法強く、BSスカパーのバラエティ番組「BAZOOKA」で開催された地下クイズ大会の王者はいずれもこのサークルのメンバーである。(ただし初代王者の渡辺さんは多分地下クイズ王になってから夜会のメンバーになったと思われる)

地下クイズの大ファンである私としては、そんな夜会が開くトークライブにぜひ行ってみたいと以前から思っていた。どうも毎回テーマが変わるらしいのだが、今回は2018年上半期の芸能ゴシップを中心とした話題になるらしい。

私は地下クイズのジャンルの中では芸能ゴシップが最も苦手なので、苦手を克服するという意味では持ってこいの内容だ。しかし個人的には苦手を克服するより好きなジャンルを伸ばしていきたいタイプなので、正直行くなら別の日の方が良かったかなと思わないでもなかったが…。


メンバーは夜会の会長さんの他、芸人の中川パラダイス、TVプロデューサーの村上和彦、エッセイストの能町みね子、芸能記者のKさん(仮)、経済評論家の鈴木貴博といったメンツ。後からAV男優のしみけんも参加するかもという話だったが、どうも間に合わなかったようである。

トークの内容については基本オフレコということで、残念だがここに書くことはできない。まぁでも面白かったのは確か。特にKさんは週刊文春で記事を書いている現役記者だけあって、アブナイ話をいっぱい知っててすごかった。
中川パラダイスの芸人仲間とのウラ話もかなりウケていた。今日は彼目当てのお客さんがかなり多かったようで、後半に設けられた質問コーナーでは殆どが中川パラダイス宛てのものだった。

やー、それにしても、あんな勉強会やってたらそりゃ夜会つえーわ。もちろん他のクイズサークルだって勉強会くらいしてると思うけど、何というか情報を持ってくる人の層が厚い!これは本当に強み。次にいつ地下クイズ大会があるのかわからんが(近く大阪でオープン大会があるらしいが)、夜会の壁を破るのは並大抵じゃなさそうである。

阿佐ヶ谷Loft Aについて

詳しい内容が書けないのではレポートの体を成さないが、せめて元ライブハウスの店員として、阿佐ヶ谷Loft A(以下ロフトA)というお店について感じたことを書こうと思う。

ロフトAは、新宿のロフトプラスワンに始まるロフト系列トークライブハウスの、多分3番目のお店だと思う。以前も来たことがあるのだが、その日は普通のライブイベントだったので、他のライブハウスとの差異をあまり感じなかった。しかし今日久し振りに来てみたら、他とはだいぶ違っている点に気がついた。


まず、飲食の注文は席に着いてから。入場時に腕にかけられるような番号札が渡され、客はその番号を店員に見せて注文をする。常に2~3人の店員がホールを動き回っており、いつでも注文できる体制が取られている。

そして店員が持っているのは、紙の伝票ではなくタブレット。これにどこのテーブルに座っている何番の客が何を注文したということが入力されるので、間違う心配もないし、ライブハウスの常識であるキャッシュオンデリバリーの形態を取らないことで、とてもスムーズに事が運ぶ。(飲食の会計は退店時に個別に行う。もしかするとこれがボトルネックになって、帰りたいのになかなか帰れないかもという懸念はあるが)

トイレは男女専用がそれぞれ1つと共用が1つの計3つ。中は清潔に保たれているし、綿棒やマウスウォッシュが常備されているのもいい。お手拭用ペーパータオルもたっぷり用意されていた。入り口近くのロビーとホールは扉で区切られており、そこできっちり分煙されている。

イベント開始前には、プロジェクターでお店の専門ムービーが流れる。店員が適当に作ったような素人臭いものではなく、かなりきっちりしている。お店のスケジュールがすごい勢いでビュンビュン流れていくのだが、成程あれくらいのスピードでいいんだなと見ていて思った。

基本的に客はその日のイベントが目当てで来ているので、全部の内容をそのムービーできっちり頭に入れようなんて思ってないし、何か一つでも気になるものがあったらその場でスマホで調べるなり、ルーフトップ(ロフト系列のスケジュールを兼ねたフリーペーパー)を開くなりすればいい。

他のライブハウスも色々真似すべき点があるなーと思わされたね。もう自分は引退した身だけど。とにかく金を使うべきところはケチらずにどんどん使う。この姿勢は大事だ。